2013年5月24日金曜日

酔いどれ猫のブルース/Katzenjammer Blues

酔いどれ猫のブルース/Katzenjammer Blues


酔いどれ猫のブルース/Katzenjammer Blues

プレイ人数:2-6人
プレイ時間:30分程度

2人で楽しめる, 競り要素あり,

夜の街に響く楽器の音色、カルテットを組んでねずむを引き寄せましょう。
【ルール】
各プレイヤー6枚ずつカードを持ってゲームスタート。
ラウンドは、山札からカードをめくるところから始まります。
カードには1~5の数字が書かれているものと、ジョーカーの2種類があり、
同じ数字が2枚めくられるか、ジョーカーがめくられるかするまで山札からカードをめくり続けます。

同じ数字が2枚めくられたら、めくられたカード全てを競りにかけます。
ジョーカーがめくられたら、全員カードを1枚補充した後、同じように競りを行います。

競りでは手札から、どの“数字”のカードを“何枚”出すかを宣言していきます。
枚数が多いほうが強く、同じ枚数なら数字が多いほうが強くなります。
また、どの数字より弱いバラ(全て違う数字)という出し方も存在します。

これを誰か一人以外全員がパスするまで続け、
残ったプレイヤーが宣言したカードを捨てて、場にあるカードを全て獲得します。

その後、獲得したプレイヤーのみ、楽団を組んでねずみを手に入れるチャンスを得ます。
手札から同じ数字のカードの4枚組を出すたびに、数字分のねずみカードに交換できます。
ねずみカードは全て1枚1点であり、最も多くのねずみカードを集めたプレイヤーが基本的には勝ちとなります。

重要なルールとして、ジョーカーの扱いがあります。
ジョーカーは、カードの競り・ねずみカードとの交換、どちらの場合でも好きなカードとして扱えますが、
使われたジョーカーはすべて自分の前に溜まっていきます。

ねずみカードは全部で20枚あり、これがすべて尽きるか、山札が尽きたらゲーム終了となります。
ゲーム終了時、自分の前に置かれているジョーカーに、手札に残ったジョーカーを合わせ、
最も多くジョーカーが置かれている人は-5点を食らいます。

手札からジョーカーを捨てたい場合は、ねずみカードとの交換の際に捨てることができます。
ただし4枚のジョーカーを1度に捨てることでしか、ジョーカーを捨て札置き場へと送ることはできません。


【評価と感想】

堅実な競りゲーム



可愛らしい猫のカードが特徴的な作品。
カードの種類も少なく、綺麗にまとまった競りゲームといった感じ。


展開は非常にゆるやかで、終わるときはあっという間、
なのに競りやゲームの進行が全体的に重い雰囲気なのがあんまり自分には合わなかった模様。
カードゲームだと、ボードを使う同じくらいの重さのゲームと比べて相対的に重苦しく感じてしまうのですよね、なんなんだろ。

ただ、競りゲームとしては初心者にもオススメできるかも。
カードを出してカードを取るので、
自分が競りに使うカードの価値と、競りの対象の価値が比べやすく、
相場が非常に分かりやすい。

逆に相場が分かりやすいということは、競りが白熱してバカ上がりすることも少ないし、
カードが物凄く安く手に入ったりする、なんてことも少ないから地味な展開にもなりやすいのかも、

そうそう、交換できるからといって交換してしまうと、

以降競りに使えるカードが少なくなってしまい、ぼーっと見てるだけになってしまったりもするので
その辺は初心者の方にはアドバイスしてあげましょう。

ちなみにオススメプレイ人数は3人まで。
5人以上だと、カードを交換できるチャンスが少なすぎてまったく楽しくないプレイヤーがでてきちゃうかも。

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