2014年2月10日月曜日

パンデミック/Pandemic


パンデミック/Pandemic

パンデミック/Pandemic

【2014.2.10追記】
プレイ人数:2-4人
プレイ時間:60分程度


2人で楽しめる, 2人で遊ぶのにおすすめ, コミュニケーションゲーム, 初めて遊ぶのにおすすめ,


世界中に広がる伝染病の特効薬を開発するため、
様々な特殊技能のプロフェッショナルであるプレイヤー同士で協力し合いましょう

【ルール】
各プレイヤーの技能を決めた後、
3枚ずつカードを持ってアトランタからゲームスタート。

カードには基本的に都市の名前が描かれており、
この都市カードを集めることによってワクチンを作ることができます。

それぞれのプレイヤーは毎ターン4回行動することができ、
移動、病原菌の回収、カードの受け渡しなどの行動をすることができます。

ターンが終了したら、カードを補充し感染フェイズに移行します。
感染カードを感染レベルの枚数だけめくり、その場所に病原菌を置いていきます。

1つの都市に3つの病原菌コマが置かれると“アウトブレイク”が発生してしまいます。
周囲の都市に病原菌が撒き散らされるだけでなく、一定数アウトブレイクが発生するとゲームオーバーとなってしまいます。
また、病原菌コマが置けなくなってもゲームオーバーです。

プレイヤーが引けるカードには、エピデミックカードというお邪魔カードが紛れ込んでいて、
引かれてしまうと、1か所にいきなり3つ病原菌が置かれるだけでなく、
更に今まで出てきた感染カードがシャッフルされて山札の上に乗せられてしまいます。
これによって既に病原菌コマがある場所に病原菌が発生しやすくなるため、
より注意が必要となります。

4種類ある病原菌、すべてのワクチンを作成することができればプレイヤー側の勝利となります。


【評価と感想】
協力ゲームの超傑作。ドキドキの共有がたまらない。




プレイヤー全員で共通の勝利を目指す、協力ゲーム。
世界の平和を守るためにプロフェッショナルが立ち向かうという現代SFな感じの設定が、
ゲームに入り込みやすく、初心者にもお勧めの一作。

ゲームの真価は感染が進んできて敗北が近づいてきてから。
エピデミックカードが引かれると、一気にピンチが近くなりますが、
そこから先の山札の中身が予想しやすくなるため、
そこからかなりしぶとく頑張れるのがこのゲームの面白いところ。

大ピンチの状態を保ちつつ、どうにかもがいてワクチンを作っていく間の一体感と緊張感は
他のゲームでは味わえない経験だと思います。

例によって協力ゲームなので、初心者が楽しみやすく、一方で初心者が排斥されやすい可能性も含むゲームです。
一体感を重視して、楽しく世界を救いましょう。

【2014.2.10追記】

テーマが現代なゲーム、しかも実写(の様な)画像を使ってるゲームは、
他のドイツボードゲームに比べて意外と人を引き込みやすいですね。

個人的には中世チックなイラストが素敵で、世界史的なテーマを背景にしているゲームのほうがロマンがあって好きなのだけれども、スッと入り込みやすい世界観というのはやはり大事な模様。

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