2014年12月8日月曜日

ゴビット / Gobb'iT


ゴビット / Gobb'iT

ゴビット / Gobb'iT

【2014.12.8追記】
プレイ人数:3-8人
プレイ時間:20分程度


カードゲーム, 何度でも楽しめる, 多人数おすすめ,


食物連鎖を読みきる!瞬間決着カードゲーム

【ルール】
各プレイヤー山札を1つずつ持ち、順番にカードを1枚ずつめくっていきます。
めくられたカードは自分の前の場に置かれていきます。
カードには3色、4種類の動物が描かれており、
それぞれの動物は食う食われるの関係になっています。
(ヘビはカメレオンを食べ、カメレオンは虫を食べる)

場に、同じ色の動物が現れると、食う側と食われる側で戦いが発生します。
食べられる側は自分のカードを手で守り、
食う側は、食べる相手のカードを叩きます。
食べられると相手の山札にカードが行ってしまいますが、
守ることができれば、自分の山札に戻すことができます。

たまに現れるゴリラは、食物連鎖とは関係なく全てをぶっ潰します。
ゴリラと同じ色のカードはゴリラに潰される可能性があり、
潰されてしまったら自分が場に出していたカードが全て墓場に行ってしまいます。

また、場に3色の虫が全て揃った場合は場のカードを叩かなくてはなりません。
その場合、1番遅かったプレイヤーの場のカードが、1番早かったプレイヤーの山札へと移動します。

山札が全て無くなったら敗北。最後まで残ったプレイヤーが勝利です。

ただし、負けてしまっても幽霊としてゲームに参加することができ、
これ以降、同じ絵のカードが場に2枚現れるたびに、幽霊はカードを叩くことができます。
叩かれたカードは幽霊の道連れに合い、墓場へと送られます。

墓場の1番上のカードの絵柄によってルールが変わる追加ルールもあります。

【評価と感想】
総合評価 8/10
メンバー依存度 4/5
運要素 2/5

年末年始の帰省のお供に反射神経ゲーム。
食物連鎖を上手く読み解いて、攻撃したり守ったりします。
追加ルールは覚えるのが少し大変なので、初めは辞めておきましょう
というか個人的には無いほうが好きです。

毎カード毎カード、いつ戦いが発生するかわからないので、常にドキドキしっぱなし!
同時に戦いが起こるときもあり、静寂から一瞬にして荒れる場になる切り替わりは是非体感してほしいほど。

お化けキャッチなんかの頭が混乱する系の反射ゲームではなく、
慣れてしまえば完全スピード勝負の取り合い合戦になるので、
よりスピード感を楽しみたい人にはこちらのほうがお勧めです。

カードの取り合いというルールですが、幽霊とゴリラカードによってゲームは緩やかに終わりへと収束していくので、プレイ時間は15分もあれば大丈夫です。

あと、手でカードを叩くといっても平手なので、
お化けキャッチより怪我しちゃったりする確率が低いかも。
でも一応お子さんと遊ぶときはゆっくり叩くのを忘れずに。

ルールがお手軽ですぐ盛り上がる系のゲームはいくつ持っていてもいいものですが、
箱も小さく、お酒を飲んでても盛り上がれるので、とてもお勧めの一品です。

幽霊に叩かれたら即敗北とかにしたら緊張感増して面白いかもなんて考えもあるので、
年末は回しまくり決定なのです。

【追記】
ゲームの進みがちょっと緩やかかな、と思ったら
幽霊に攻撃された時はカードとともに、山札から3枚失う とかにすると良いと思いました。
幽霊の緊張感も増しつつ、ゲームが急激に収束していくのでかなり盛り上がりましたよ。

【追記2】
2014新版ではルールの変更があるらしく、ゲームの進行が鈍化しないような対策が施されているとのこと。

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