ルッカ ゲームの都/Lucca the city of GAME
プレイ人数:2-5人プレイ時間:20-30分程度
ボードゲームに少し慣れた人へ, 2人で楽しめる,
ルネッサンス期のルッカを舞台に、壮大な城壁と豪華な宮殿を競う
(かなりざっくりした説明)
場には人数+1セットのカードセットが置かれており、
スタートプレイヤーから順番にカードを1セットずつ取っていきます。
取ったセットのカードを自分の前に色事に並べるか、城壁として自分の前に置き、
色事に並べられたカードがある程度の枚数が揃うと宮殿が完成、勝利点がもらえます。
完成した宮殿は後ほど好きなタイミングで使用することができ、
その際は他のプレイヤーの持っている“同じ色のカード”に応じた勝利点がもらえます。
ゲーム中常に重要になるのがカードに描かれた紋章で、
自分の前に置かれているカードの紋章の数によって手番順が変わったり、
ゲーム終了時の城壁点が決まります、
山札がなくなったらゲーム終了。
総合評価 8/10
メンバー依存度 3/5
運要素 3/5
ゲームの進行スピードは思いの外早く、短時間でサクサク楽しめるゲーム。
どの色の宮殿を建てるか、そして宮殿をいつ使用するか、
この2つの短期プランと長期プランを平行して考えたり、
他のプレイヤーの動向を見ながら、
どのカードを取り、どの色主体で狙っていくか を見出したりと、
短時間に様々な要素が濃縮されている印象。
1つのカードが表している情報を、
様々な場面で違う使い方をするためにルールが煩雑になっているという欠点はありますが、
1度ゲームを始めてしまうと情報の確認がしやすく遊びやすかったです。
また、それぞれの思考において自分の方向性は比較的見えやすく、
カードゲームとしての軽さと戦略性の両立ができているのは大変面白い点です。
さて、このゲームで一番苦労するのがルール説明の部分。
細かい箇所が多く、順を追って全てを説明しようとすると何も伝えられないままゲームが始まることになってしまうかも。
個人的なお勧めは、ゲーム開始から終了までを少しずつ肉付けしながら3回説明すること。
(1)カードの列を選んで配置する、カードが揃ったら宮殿が完成する→カードの山が切れたら終了
(2)完成した宮殿の使い方と毎ターンのプレイ順の決定について
(3)城壁についてと、最終得点計算について
この手順で説明するのが、一番伝わりやすいかなと感じました。
また、箱の中には得点計算用のボードなどは入っていないので、
カルカソンヌの駒とボードが大活躍です。
得点計算だけでなく手番順を表すのに駒を使うのも、分かりやすくておススメです。
これよりこっち!のコーナー
同ジャンルのゲームで、次のような要望がある場合のオススメを表示してます。ボードゲームらしい見た目のゲーム遊びたいなら:アルハンブラ の方がオススメ
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