2016年5月20日金曜日

グラストンベリー/GLASTONBURY

グラストンベリー/GLASTONBURY


プレイ人数:2-4人
プレイ時間:30分


総合評価 8/10
メンバー依存度 2/5
運要素 3/5


ざっくりルール

材料タイルを6×6枚並べ、4隅を隅タイルに置き換えます。
各プレイヤーの駒を隅に置き、ぐるぐる外を外周を時計回りに移動しながら材料を獲得していきます。
材料は各種類1~4の数字が書いてあり、同じタイルは存在しません。

山札から1枚タイルを引き、自分の前に置いたらゲームスタート。

自分のターンが来たら、一番上のタイルに書かれている数字だけ、駒を進めます。
その後自分がいる列に置いてあるタイルを1枚選び自分のタイルの山の上に重ねます。

特殊効果が描かれたタイルを取った場合、
相手の一番上のタイルが除外されたり、鍋の中身を見れたりと、様々な効果が起こります。
(リメイク前の銅鍋屋では、特殊効果は材料タイルに描かれていましたが、今回は独立しています)

空いている場所にタイルを補充したら相手のターンとなり、
以後山札が切れて、ある列の最後の1枚が取られそうになるまで続けます。

ゲームが終わったら取ったタイルを全て種類ごとに並べ、
各種類1枚だけなら数字分マイナス点、3枚以上持っていれば数字分プラス点になり、
1種類4枚のタイルを全て集めるとボーナスがもらえます。

取って、鍋に入れるというアクション


サクサク遊べるか、そしてプレイヤーが取るべき行動が作業化していないか。
この2つは僕がボードゲームで遊ぶ際につい考えてしまう点。

カードを取る、という行為に、
①自分の集めている種類を増やす行動と、②相手を妨害する行動
の両方が込められているので、サクサク感が失われてしまいそうなものですが、
大体は自然と2択ぐらいに限られます。
なので、考えすぎにならず、テンポよくゲームが進んでいい感じ。


そして、このゲームの何より良いポイントは、動作のそれっぽさ。
奇妙で不思議な材料を、実際に“手に取って”、鍋に見立てたカード置き場に“入れていく”、という一連の流れがなんと楽しい事か!
鍋に入れてしまったらカードを見ることができない、なんてところも鍋らしく。
行動が作業化しておらず、入り込める感じが魅力なゲームです。


銅鍋屋と比べて

このゲームは銅鍋屋という2人用ゲームのリメイクです。
特殊効果が少し増えたのは個人的にマイナスで、2人で遊ぶならそのまま銅鍋屋で良いと思います。少しだけサクサク感が減っちゃったかな。

まとめ


自分のコレクションを増やしつつ、相手のプレイヤーの邪魔も考えられる、とてもユニークなゲーム。
おどろおどろしい雰囲気も楽しくて、つい何度も遊んでしまいます。

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