2016年6月29日水曜日

カルバ/KARUBA

カルバ/KARUBA

プレイ人数:2-4人
プレイ時間:30分
デザイナー:リュドガー・ドーン

総合評価 7/10
メンバー依存度 3/5
運要素 1/5


ざっくりルール

同じ数、同じ構成のタイルを全員1組ずつ持ってゲームスタート。

代表の1人がランダムなタイルを1枚めくったら、
それと同じタイルを自分の組から探して盤上に配置します。
そう、つまり全員同じ条件でゲームは進んでいくのです。

目的は4色ある探検家コマを、目的地である4色の神殿まで移動させること。
タイルを置いたら道ができますが、それだけではだめ。
タイルを捨てることで探検家コマを進ませて、神殿まで着々と移動させないといけないのです。

ターンではタイルを配置するか、コマを進めるかのどちらかしかできず、
神殿に早く辿りつくほど、ご褒美があります。

また、道中にある宝石を拾う事でも得点が貰えます。

最も勝利点を稼いだプレイヤーの勝利。



いつ進めるか?の駆け引きが楽しいゲーム

全員で同じタイルを使って遊ぶビンゴライクなパズルゲーム。
道を作っていくのは繋ぐ楽しさが、
その道の上をコマが進んでいくのは、自分が作ったものが役に立っている達成感?があって楽しいです。

タイルを捨ててコマを進めることができるルールなど、
ビンゴライクと云えど、その選択肢は十分に広いので、
同じ条件なのにこんなに考え方が違うのか!とびっくりします。

ルールを読むと多人数ソロプレイゲームにも思えてしまいますが、
各色の神殿ごとに早い物勝ちになっているので、どの色のコマを優先して、どのタイミングで進めていくか?など周囲を意識する場面もあり、競争感もちゃんと味わえます。


紳士協定が発生してしまうルールの甘い部分も

とはいってもガチなゲームではないので、プレイヤー間でコマを進めるタイミングが異なったりすると、周りを見てから進めちゃう、なんてこともできてしまいます。
そこは紳士協定を結びましょうね。

まとめ

平等なシステムと見た目の楽しさ、そして冒険のワクワク感を兼ねそろえた、
ドイツ年間ゲーム大賞へノミネートされたのも納得な一品です。

遺跡に辿りつくと必ず良い宝物が貰えちゃうあたりは冒険物とし

KarubaKaruba
Rüdiger Dorn Claus Stephan

Haba 2015-08-01
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