2014年9月20日土曜日

Source of the Nile【感想のみ】


Source of the Nile

Source of the Nile

【2014.9.20 BGGより写真追加】
プレイ人数:1-6人
プレイ時間:240分程度


未開の地の新たな発見求めて、探検家たちは今日も砂漠へジャングルへ。

1980年のゲーム。
近代ボードゲームというよりは、ウォーゲームやTRPGっぽい雰囲気。
クレヨンを使ったり、個人ボードに色々記入したりとプレイは中々大変ですが、
激辛なアフリカ探検をそのまんま再現しているという点で、
後世に語り継がれるべき逸品。

資金を使って現地人や馬、食料などを買い込んで、アフリカのどこかの港へと上陸します。
警戒しながら未開の地へと進んでいくと、
迷ったり偉大な滝を見つけたり現地人に襲われたりと様々なイベントが発生。
これらのイベントをダイスを振ったりしてこなしつつ、
人や食料などの資材をやりくりしつつ進んでいき、
学会で発表できる内容が見つかったら、港まで戻りヨーロッパにて発表します。

旅に出る前に職業を一つ選ぶのですが、選ばれた職業によって発見物の得点が変化します。
そして得た発見に応じて軍資金を獲得し、またアフリカへと旅立っていくのです。

近代的なボードゲームのようなデフォルメ感が少なく、
実際に起こりうるイベント全てを盛り込んでいる感じが逆に新鮮。
新たに到達した場所へはクレヨンを用いて道を記していき、
また現地人との戦いでは、戦略や地形などに依存したダイスロール表(全部でA4ぐらいある)を用いて行うなど、
アナログだからこそできる良さを追求したゲームとは違い、
デジタルゲームが無い時代故の、"探検の再現"への挑戦を感じ取ることができました。

【追記】

Our first attempt at playing Source of the Nile (Photo by Gordon G
(About this photo, © 2012  Gordon G All Rights Reserved

BGGでこのゲームと美女、という組み合わせの写真を見つけたので、許可を頂いて転載させて頂きました。
ヘッドホンと美女、であるとか銃器と美女、のようにアンバランスさが素敵なので、重量級ゲームと美女、という組み合わせは今後も見つけていきたいなと思った所存です。
このブログの向かう方向はどこへ。

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