2014年10月7日火曜日

ロンド/RONDO


ロンド/RONDO

ロンド/RONDO


プレイ人数:2-4人
プレイ時間:30分程度
デザイナー:ライナー・クニツィア


2人で楽しめる, カップルにおすすめ, 初めて遊ぶのにおすすめ, 目で楽しめる,


ライナー・クニツィアが生み出した単純明快なゲームの世界へ

【ルール要約】
スタートプレイヤーから順番に

・盤上にタイルを好きな数置いて、1枚補充
・何もせず2枚補充

のどちらかを行い、次のプレイヤーへ。


タイルは既に置かれているタイルに隣接するように置く事ができ、置いた場所の色と、置いたタイルの色が一致していれば、盤上に描かれている数字が得点としてもらえます。
タイルを置く際は同じ色のタイルを重ねて置く事ができ、その場合置いた枚数分が倍となります。

また得点を得ない代わりに、盤上のどこか好きな所にタイルを裏向きに配置する事もできます。

手元にストックできるタイルは5枚まで。盤上の灰色のマスが全て埋まるか、タイルが無くなったら終了です。



【評価と感想】



ゲームとしての面白さ (メンバー依存度の低さ):4/5
運要素:4/5



バッとボードを広げると、神秘的な絵柄と数字が目に飛び込んできます。
テーマ性は排除されているので、数字がより引き立てられている感じ。

ゲームは良く言えば直感的にプレイできる、悪く言えばかなり運に左右されるゲーム。
その時々では配置を考えたりプランを考えたりしますが、中長期的な計画や他のプレイヤーとの駆け引きは希薄なので、凄くあっさりとしたプレイ感ではあります。


駆け引きは薄くても他のプレイヤー相互作用はあるので、皆で遊んでいる雰囲気は味わえます。

ただデザイナーであるクニツィア先生の作品に良く見られる、悩ましさ、ジレンマといったものは薄味に設定されていて、そういったゲームを期待して遊ぶとちょっとガッカリしてしまうかな、とも。

とはいえ願っていたタイルを引けたり、高得点を叩き出せた時はやっぱり嬉しいもの。僕はこういうゲームプレイ中の架空の物欲を満たしてくれるゲームが好きなので、非常に楽しめました。
軽いけど、ボードゲームをしっかり遊んだなぁと言える作品。

ロンドロンド

Schmidt
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