2015年1月4日日曜日

キャメルアップ/Camel Up


キャメルアップ/Camel Up

キャメルアップ/Camel Up


プレイ人数:2-8人
プレイ時間:30分程度
デザイナー: シュテッフェン・ボーゲン



ひっくり返ったピラミッド、ラクダはラクダに乗っかって、ゴールを目指す


ルール

5色のラクダによるレースの勝敗を予想します。

・全体の勝敗予想
・5色のラクダのどれかを動かす(ランダム)
・短いスパンの勝敗予想
・お邪魔orお助けタイルを配置

のどれかを行います。
5色のラクダを動かすのにはサイコロを振るのですが、このときに中央に置かれている巨大ピラミッドを使います。
5色のサイコロのどれかが出て、ラクダが1-3マス進みます。
一度出たサイコロは戻さず、5色のサイコロ全てが出たら短いスパンが終了。
短いスパンの勝敗予想に応じてお金がもらえます。

お金は、ラクダを動かしたり、使ったタイルにラクダが乗ったりした時も貰え、これがこのまま得点となります。

どれかのラクダがゴールラインを越えたらゲーム終了。
最終得点計算を行い、最もお金を稼いだプレイヤーが勝利します。

感想と評価

総合評価 8/10
メンバー依存度 3/5
運要素 5/5

最初にルールを読んだときに驚いたのですが、このゲーム、どんなに自分の応援している色のラクダがいても、ほとんどラクダの動きに関与する事ができません。
お邪魔orお助けタイルを配置するぐらい。それも踏まれなきゃ意味がないから、ラクダの動き自体は完全にランダムなのです。

できることも、短期か長期で勝利しそうなラクダに賭ける、ぐらいなので、重要なのは運とタイミング、この2つだけ。
遊ぶ人にとっては馬鹿馬鹿しいっちゃ馬鹿馬鹿しいゲームなんだけど、そのくだらなさが癖になる、そんなゲームでした。

特に面白いのが、他のラクダがいるマスに止まったラクダは、ラクダの上に乗って以降一緒に動くというルール。
ゲームが終了に近づいてても、どのラクダにも勝利の可能性が残るところも白熱、というか盛り上がりに一役買ってます。
この色がこの目で、こっちがあれなら、まだ勝てるから!!みたいな針の穴を通すような可能性に望みを繋ぐプレイヤーがいたりすると、ホント笑えます。

運と戦略のバランスが明らかに運に偏っているので、パーティゲーム的ポジションを脱する事は出来ない思いますが、8人まで遊べるその融通の利き具合と、ドラマメイキングな面白さは鉄板だと思うので、是非一度お試しあれ。


キャメルアップ 日本語版キャメルアップ 日本語版

ホビージャパン 2014-08-10
売り上げランキング : 6780

Amazonで詳しく見る by G-Tools


ボードゲームショップリンクへ

ボードゲーム記事一覧へ戻る

0 件のコメント:

コメントを投稿