ブラックフリート/Black Fleet プレイ人数：2－4人 プレイ時間：45分程度 デザイナー:  セバスチャン・ブリーズデール

海賊達の歌声が聞こえるこの海で、船を操り巨万の富を築くのは誰だ。

ルール

・手札から1枚カードを出し、指定されたアクションポイント分の船を動かします

・船には海軍、商船、海賊があり、海軍は海賊を攻撃することが、商船は物資を運びお金を稼ぐ事が、海賊は商船から物資を奪う事ができます

・他の船を攻撃しても、攻撃された側はデメリット無し。攻撃した方は物資やお金がもらえます。

・お金を稼ぎ、いち早く船の強化を終わらせ、勝利カードを購入する事が目的。

感想と評価

総合評価　6/10

メンバー依存度　4/5

運要素　3/5

立体的な船のコンポーネントと、海戦ゲーだけど重過ぎない雰囲気、
これは間違いない、見た目だけで満足できる奴だっ！
プラスチックは好きではないけど、これくらい精巧な作りならやっぱりしょうがないよねーと思ってしまいます。
ちゃんと物資が載るのが良いね！

さて肝心のゲームですが、決して悪くない大味さを持ったゲーム。
フィールドが広いので、
ここは敵が通りそうだから、遠回りしよう！とか、
遠くの高級資材を狙いに行こう！とか、
自由に動けるのはかなり満足度高しです。

でもって隣接してたらすぐ攻撃できるので、
毎ターンどこかしらで戦いが起こってます。
船同士の相性だけで勝敗は決まるので、ほんとにバシバシ。
攻撃された方もそこまで被害は大きくないので、あんまり殺伐とせずにバシバシ。
このデフォルメ感はとても好き。

あ、あと特殊能力満載ゲームなので、ゲームが進んでいくと能力が解放されて、毎ターン使えるようになります。
強弱はありますが、こういう雰囲気なので、ある程度の理不尽さは良い味出してる方向で。

ここまで褒めてきましたが、１つどうしても気に成ってしまう点も。
それはやっぱり、のそのそ感は否めない！
現実では同時並行で発生してる動きを、
ターン制で再現しようとすると、スピード感の無さを強烈に感じてしまうのは最早宿命。

特にこのゲームでは各プレイヤーが３隻の船を動かすので、
そのもっさりさが助長されてます。

見た目が豪華なゲームなので、ある程度の弱点には目をつぶりたい・・・けれど、
カリブ音楽でも流して、自分の心をのんびりさせればよいのかな？

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